趣味を日々の楽しみにしている人にとっては、結婚後でも趣味は続けたいと考える人も多い のではないでしょうか。

「結婚したら趣味に使う時間が減るのでは?」と心配する人もいるでしょう。

趣味の種類によっては結婚前にお相手に不安を与える可能性もありますし、結婚してからもパートナーが趣味を理解してくれないために離婚の危機に陥る人もいるくらいです。

ここでは、結婚後も趣味を続るために何をすればいいのかを解説します。

結婚後も趣味は続けられる?

結婚後も趣味を続けられるかはお相手によりますし、お相手への説明とプラン次第です。 

例えば、お付き合いの間にお相手も趣味を理解し遂行できていたのであれば、結婚してからも趣味を続けられる場合もあります。 

読書や料理くらいの趣味でしたら何の問題もありませんが、

  • お金がかかる
  • 夫婦の時間がなくなる、
  • 怪我や病気のリスクがある

などの趣味はパートナーの理解を得られにくい可能性があります。

パートナーから理解されづらい趣味

パートナーに理解されづらい趣味をピックアップしています。

お金がかかる

独身で好きなようにお金を使えた頃に比べて、結婚生活は家族のお金になりますので、お金のかかりすぎる趣味は理解を得るのが難しい場合があります。

例えば、車やバイクなどの趣味はお金がかかります。

車やバイクは通常でも駐車場代、ガソリン代、各種税金(自動車税や自動車重税)、任意保険などが必要ですし、車やバイク好きの人ではカスタム費用や新車が欲しくなって益々お金がかかります。

他にも、頻繁に海外旅行に行ったり、ブランド品を集めるのが趣味など。

夫婦、家族の時間が減る

夫婦の時間が減る趣味も理解を得られにくいです。

「何のために結婚したの?」とパートナーが不満を持つかもしれません。

例えば、

  • 釣りが趣味で週末は朝早くから家を出て行って1日帰って来ない
  • 週末ばバンド仲間と演奏会に行く
  • 週1回のフットサル
  • 友達との海外旅行
  • アイドルの追っかけ、ライブ

など。

怪我や病気のリスクがある

怪我や病気のリスクのある趣味も理解を得られにくいです。

例えば、バイクやサーフィンなど。

事故を起こして仕事ができなくなり、介護が必要になる可能性もありますのでパートナーとして心配するのは当然です。

趣味とまではいかなくても、過度な飲酒やタバコも敬遠されてしまいます。

理解されづらいもの

お金がかかるわけでも夫婦の時間がなくなるわけでもないけど、なんとなく理解しづらい趣味もあります。

例えば、アイドル好きやコスプレ、フィギュア集めなど。

度が過ぎると理解されづらい可能性があります。

パートナーから理解を得やすい趣味

趣味でもパートナーに理解を得やすい趣味も多くあります。

お金も時間もかからない

お金のかからない趣味は理解を得られやすいです。

例えば、

  • プラモデル
  • 裁縫・編み物
  • 読書

など。

隙間時間に一人で黙々と楽しめる趣味にはパートナーも不満はないでしょう。

夫婦が一緒に楽しめる趣味

夫婦が一緒に楽しめる趣味であれば尚良いです。

釣りも理解が得られづらい趣味でしたが、パートナーと一緒に釣りに行くのも良いでしょう。

旦那さんはギターが趣味、それなら奥さんはピアノを始めてみるなど、お互いが楽しめる趣味であればいい夫婦関係を築くことができます。

他にも、

  • アウトドア、キャンプ、登山
  • 映画
  • スポーツ
  • カメラ
  • ゲーム

など。

一人で楽しんでいれば不満を持たれる趣味でも、パートナーと一緒に楽しむ趣味に変えれば理解を得やすくなります。

結婚後も趣味を楽しむためにすること

結婚前から趣味について理解を得ておく

結婚前に趣味について話をして理解を得ておきましょう。

気を付けたいのが話をするだけではなく、結婚してからも現実的に趣味を続けられるように計画を立てて理解を得ておくことが大切です。 

  • 車やバイクを買いたい
  • ギターを買いたい

など。

趣味にこれくらいのお金と時間が必要なことを説明して理解を得ておくことです。

結婚生活との両立を考える

お金と時間を使いすぎる趣味は敬遠されてしまいます。

月あるいは年間に「これくらいの予算や時間なら趣味に使っていい」など話し合って決めておきましょう。

例えば、年に20万円と予算を決めておく。

予算が足りなければ、副業で稼ぐあるいは家事を多めにするなど。

パートナーに負担をかける分をどこかでカバーしてあげることも必要です。

趣味を理解し合えるパートナーと結婚する

倹約家やこれといった趣味がない人にとっては、パートナーの趣味はお金と時間の無駄にしか見えないこともあります。 

「そんなものにお金を使うなら将来のためにとっておいてよ」「子供の教育に使ってよ」と考える人も珍しくありません。   

金銭感覚や価値観が違いから不満が募って喧嘩が増えてしまうこともあります。 

「趣味にお金を使ってもいいよね」

「他で節約すればいい」

というお互い共通の価値観があれば、趣味も受け入れてもらいやすいです。   

結婚生活に支障が出たり、将来の不安があるくらい趣味にお金も時間も使うのは問題がありますが、計画的に趣味を楽しむことは悪いことではありません。 

結婚生活を楽しむ意味でも趣味にお金と時間を使うことは大切なことです。 

子供が生まれても趣味は続けられる?

子供が生まれれば子供にお金と時間を費やすことになるでしょう。 

趣味を優先するあまりに、育児をしないことで夫婦関係に問題が生じてしまう恐れがあります。

子育ては本当に大変です。

趣味の時間を奪われたくないのであれば、子作りも計画的に夫婦で話し合って決めましょう。  

子供ができればまた違った楽しみも生まれます。

一人で楽しむ趣味の時間は減らして、その分子供との時間を楽しむのもいいでしょうし、子供が大きくなれば家族でアウトドアに出かけるのも楽しいですね。

結婚してから楽しみ方を変えてみてもいいかもしれませんね。