離婚を一度経験しただけでも、「また結婚できるのだろうか」と不安になる方は多いものです。
まして、離婚歴が2回ある「バツ2」の方であれば、
- 再々婚なんてできるのだろうか
- 婚活では不利になるのではないか
- 相手にどう説明すればいいのか
と悩まれる方も少なくありません。
実際、私のもとにも、「離婚歴が2回あるのですが、結婚相談所で活動できますか?」というご相談をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、バツ2だからといって再々婚を諦める必要はありません。
ただし、初婚やバツイチの婚活とは少し違った考え方や戦略が必要になります。
私自身も離婚と再婚を経験し、これまで多くの婚活相談を受けてきました。
その経験から感じるのは、「離婚歴の回数よりも、その経験をどう次の人生に活かしているかの方がはるかに大切だということです。
この記事では、
- バツ2の再々婚は本当に難しいのか
- 婚活ではどのように見られるのか
- 幸せな再々婚を実現するために必要なこと
について、実際の婚活現場で感じていることも交えながら、わかりやすく解説していきます。
目次
バツ2の再々婚は本当に難しい?
「離婚歴が2回あると、もう結婚は難しいのでは?」
そう思っている方は少なくありません。
現在では離婚や再婚は決して珍しいものではありません。
①「3組に1組が離婚」のデータ
令和5年(2023年)の厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)」によると、
- 婚姻件数 474,717組
- 離婚件数 183,814組
となっています。
婚姻件数に対する離婚件数の割合は約38.7%で、おおよそ「3組に1組が離婚している時代」といわれています。
引用元:厚生労働省「令和5年(2023年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
②「約4組に1組が再婚」のデータ
厚生労働省の人口動態統計によると、婚姻全体のうち、夫婦のどちらかまたは双方が再婚である割合は近年約25%前後で推移しています。
内閣府の資料でも、「近年は婚姻の約4件に1件が再婚となっている」と公表されています。
引用元:内閣府 男女共同参画局「結婚と家族をめぐる基礎データ」(出典:厚生労働省 人口動態統計)
再婚はしやすい時代
IBJ(日本結婚相談所連盟)が公表している「成婚白書」でも、再婚者の婚活は決して不利ではないというデータが示されています。
IBJでは、「成婚しやすさ」を100%を平均値とした独自の指標で分析しています。
2022年のデータでは、男女ともに「再婚」の成婚しやすさが100%を超えており、初婚者よりも成婚しやすい傾向が見られました。
IBJはその理由について、「再婚に対するマイナスイメージが薄れ、離婚や死別を経験した方でも婚活の障壁になりにくくなっている」と分析しています。
また、2024年に公表された成婚白書では、再婚者は初婚者と比べて交際期間が約20日短く、活動期間も約1か月短いという結果が報告されています。
これは、一度結婚生活を経験していることで自分に合う相手や結婚生活に求めるものが明確になっており、結婚への見極め力が高まっていることが要因の一つと考えられています。
引用元:
株式会社IBJ「1万人超の成婚者データから『成婚しやすさ』を分析した『成婚白書』公開」
https://www.ibjapan.jp/information/2023/05/30.html
株式会社IBJ「2024年度版 成婚白書」
https://www.ibjapan.jp/information/2025/04/10-4.html
実際に私の結婚相談所でも、
- バツイチ男性
- バツイチ女性
- 子持ちの方
- 離婚から数年経過した方
が成婚されています。
もちろん、離婚歴が2回あることで婚活の難易度は多少上がります。
しかし、それ以上に重要なのは、「なぜ離婚したのか」「その経験をどう活かしているのか」なのです。
バツ2は婚活では警戒される?
正直にお伝えすると、バツ2は警戒されます。
婚活ではプロフィールだけで判断されることも多く、「なぜ2回も離婚したの?」と思われることは避けられません。
実際、お相手は心の中で、
- 結婚生活が長続きしない人?
- 我慢が苦手?
- 相手選びが極端?
- 同じ失敗を繰り返す人?
- 恋愛体質なのでは?
と考えている可能性があります。
これは男性でも女性でも同じです。
ただ、ここで大切なのは、離婚歴そのものではなく、離婚した後の姿勢です。
婚活では、「私は離婚からこういうことを学びました。」と自然に話せる人の方が信頼されやすい傾向があります
バツ2の婚活では離婚理由が最も重要
婚活において、離婚歴を隠す必要はありません。
むしろ、隠してしまう方が後々トラブルになります。
一度目の離婚なら、「性格の不一致だったのかな。」と思われることもあります。
しかし二度目となると、「本人にも原因があるのでは?」と思われやすくなります。
もちろん、
- 相手の不倫
- DVやモラハラ
- 死別
- 家族の事情
- 価値観の大きな違い
など、自分だけではどうにもならない理由もあります。
大切なのは、「離婚した理由」だけではなく、「次はどういう結婚生活を送りたいのか」を話せることです。
私が婚活サポートをしていて感じるのは、離婚を言い訳にする人より、離婚を人生経験として語れる人の方が圧倒的に成婚しやすいということです。
バツ2の人が幸せな再々婚をする5つの方法
① 離婚の整理をしてから婚活を始める
離婚は精神的にも経済的にも大きな出来事です。
養育費、住宅ローン、子どものこと、元配偶者との関係など、抱えている問題が多い方もいるでしょう。
焦って婚活を始めるよりも、
まずは生活基盤を整え、心に余裕を持つことが大切です。
② 「結婚すること」より「結婚生活を続けること」を考える
バツ2の方に必要なのは、「早く再婚したい」ではなく、「次こそ離婚しない家庭を作りたい」という視点です。
過去の結婚生活を振り返り、
- 何がうまくいかなかったのか
- 自分にも改善できることはなかったか
- どんな相手となら穏やかに暮らせるのか
を考えることが重要です。
③ 離婚経験に理解のある相手を探す
初婚の方でも理解してくれる人はいます。
しかし、実際には再婚経験者同士の方が、
- 結婚生活の現実
- 家庭を築く難しさ
- 離婚の辛さ
を共有できることも多くあります。
婚歴をマイナスに考えすぎず、自分を理解してくれる相手を探しましょう。
④ 焦って再々婚を決めない
2回の結婚を経験しているからこそ、
- お金の価値観
- 家事分担
- 子育て
- 親との付き合い方
- 老後の考え方
などをじっくり話し合うことが大切です。
好きという気持ちだけで結婚を決めるのではなく、
「この人となら穏やかに暮らせそう」
と思えるかどうかを大切にしましょう。
⑤ 子どもの気持ちを最優先にする
お子さんがいる場合は、自分たちだけの問題ではありません。
新しい家族を受け入れることに不安を感じる子どももいます。
再々婚を急ぐのではなく、
子どもの気持ちを尊重しながら、新しい関係を少しずつ築いていくことが大切です。
バツ2の人が結婚相談所で婚活するメリット
婚活アプリでは、プロフィールだけで判断されてしまうこともあります。
一方、結婚相談所では、
- 離婚理由の伝え方
- プロフィール作成
- お相手選び
- 交際中の相談
- 結婚観の擦り合わせ
までサポートを受けることができます。
実際に私の相談所でも、「離婚歴が2回あるので無理だと思っていました。」という方が成婚されています。
婚歴は変えられません。
しかし、「過去から学び、次は幸せな家庭を築きたい。」という気持ちは必ず伝わります。
バツ2だからこそ、幸せな再々婚はできる
私は離婚も再婚も経験しています。
そして、多くの婚活相談を受けてきました。
その中で感じるのは、離婚経験がある人ほど人の痛みが分かり、相手を大切にできることがある。
ということです。
もちろん、婚活は簡単ではありません。
ですが、
- 過去を受け入れること
- 同じ失敗を繰り返さないこと
- 相手としっかり向き合うこと
これができれば、再々婚は十分に目指せます。
「バツ2だから無理」ではなく、「バツ2だからこそ、次は本当に幸せな結婚をしたい。」
そんな気持ちを大切に、一歩ずつ婚活を進めていきましょう。