離婚を経験し、お子さんがいる男性の中には、
「自分はもう再婚できないのでは…」
「子供がいると不利になる?」
「養育費があるし難しい?」
と考える方も少なくありません。
実際、結婚相談所でもこの相談はかなり多いです。
特に30代〜50代の男性は、年齢・子供・養育費・離婚歴などを全部まとめて考えてしまい、「厳しそう」と感じてしまうことがあります。
ただ最初にお伝えしたいのは、「バツイチ子持ち=再婚できない」ではありません。
今回は数字だけではなく、実際の婚活現場も踏まえながら現実的にお話します。
目次
バツイチ子持ち男性の再婚率はどれくらい?
まず注意したいのは、「バツイチ子持ち男性だけの再婚率」を国が直接公表しているわけではない点です。
ネットでは、
「〇%です」
「3人に1人です」
など様々な数字がありますが、根拠が不明なものも少なくありません。
公的データとして確認できるものでは、厚生労働省の人口動態統計があります。
令和6年(2024年)の人口動態統計では、婚姻全体の中で再婚者が含まれる割合は以下でした。
- 夫が再婚:17.9%
- 妻が再婚:15.6%
つまり、結婚している人の中には、再婚は決して珍しいものではありません。 (厚生労働省)
また、「夫婦のどちらか、または両方が再婚」の組み合わせも一定数存在しています。 (厚生労働省)
大切なのは、「再婚している人は想像以上に多い」ということです。
ただし「子供がいること」は考える要素になる
ここはきれいごとではなく、現実もお伝えします。
子供がいる場合、相手は結婚だけでなく、その先の生活も考えます。
例えば、
- 子供との関係性
- 養育費
- 元配偶者との関係
- 居住地
- 面会交流
- 将来の家族像
などです。
これは不利というより、「確認する項目が増える」という表現の方が近いと思います。
結婚は恋愛だけではなく生活だからです。
子持ち男性は本当に不利なのか?
意外かもしれませんが、結婚相談所のデータでは必ずしもそうとは言えません。
IBJの成婚白書では、男性会員の場合、
- 子供と同居:成婚率28.8%
- 子供と別居:成婚率28.1%
と大きな差は見られませんでした。 (IBJ)
つまり、「子供がいるから無理」という単純な話ではないということです。
むしろ現場では、
「子供がいるからこそ責任感を感じた」
「家庭的な印象を持った」
という女性の声もあります。
再婚できる男性が見ているもの
婚活がうまくいく方は、離婚歴や子供の有無を気にしていないわけではありません。
ただ、そこだけに意識が向いていません。
① 過去ではなく未来を話せる
お見合いで失敗しやすい人は、離婚理由を長く説明します。
例えば、
「元妻が…」
「実はあの時…」
と過去の話が中心になる方です。
女性が知りたいのは裁判ではありません。
知りたいのは、
「この人と結婚したらどんな生活になるか」
です。
② 子供を大切にしながら相手も大切にする
子供が大切なのは当然です。
ただし、
「子供が最優先だから相手は後回し」
だけが伝わると、相手は将来のイメージを持ちにくくなります。
逆に、
「子供も大切。でもパートナーとの関係も大切にしたい」
と伝えられる方は印象が大きく変わります。
③ 一人で抱え込まない
離婚経験のある男性は、強く見えて実は一人で抱え込みやすい方が多い印象があります。
- 養育費がある
- 子供がいる
- 年齢が上がった
- もう失敗したくない
考えることが増えるからです。
ただ、一人で考えると視野が狭くなることがあります。
「再婚率」よりも大切なこと
「自分は再婚できる確率は何%だろう」
と考える方は多いです。
でも実際は、再婚率だけ見ても答えは出ません。
同じ40代でも、
- 行動している人
- 何もしない人
- 出会う場所を変えた人
- 一人で悩み続けた人
では結果は大きく変わります。
再婚は「バツイチだから無理」ではなく、「今どんな行動をしているか」の影響がかなり大きいと感じます。
離婚した経験はマイナスだけではありません。
結婚生活を経験したからこそ見えることもあります。
そこを強みに変えられる人は、実際に再婚されています。
参考データ・引用元
・厚生労働省「令和6年(2024年)人口動態統計月報年計(概数)」 (厚生労働省)
・厚生労働省「再婚別・夫妻の組合せ別にみた婚姻件数・構成割合」 (厚生労働省)
・IBJ「2024年度版 成婚白書」子供の有無と成婚率 (IBJ)