結婚するとパートナーと同居するわけですので、住む場所を決めなければいけません。
結婚後の住む場所でお相手と揉めたことで婚約破棄になったり、結婚後に生活がうまくいかず離婚の危機に陥る話をよく聞きます。
ここでは、結婚後の住む場所で揉めない方法を解説しています。
結婚後の住む場所を決めるポイント
両方にメリットがあることが大切
住む場所を決める際には、職場や実家との距離などは重要な指標になるでしょう。
一方の都合で住む場所を決めたばかりに、例えば職場が遠くなったり、子育てがしづらくなったとなると家庭全体でみると良くないかもしれません。
職場から住む場所が近くなったことで家事や育児にも参加しやすくなったり、実家が近くなったことで子育てがしやすくなったなら、その方が良いかもしれませんよね。
お互いにとってメリットがあるように住む場所を決めましょう。
将来は引っ越すことも視野に入れておく
「将来、親の介護が必要になるかもしれないから実家の近くがいい」
「子育てがしやすいように実家の近くに住みたい」
「子供ができたら育てやすい環境がいいから・・・」
など、いろんな目的で住む場所を選ぶでしょう。
しかし、あまりにも将来のことを気にしすぎて今が不便になるのは本末転倒です。
親の介護が必要になったり、子供ができた時に育てやすい環境に引っ越すなど、結婚後にもう一度住む場所を決め直しても良いのではないでしょうか。
そのために、住む場所を変えやすいように賃貸にしておくという選択肢もあります。
結婚後の住む場所はどうやって決める?
結婚したら「どこに住むのか」で悩む人が多いです。
どのような理由で住む場所を決めているのか見てみましょう。
お互いの職場の近くで決める
職場を簡単に変えられない事情があるでしょう。
「朝早くから出勤しないといけないから」
「通勤時間が長くなるのが嫌だから」
「自分は職場を変えられないから、あなたが職場を変えてほしい」
といった理由で、お互いの意見が合わずに揉めてしまうことがあります。
お互いの職場の間に住むことで落ち着くのがフェアです。
親の近くに住む
子育てや将来の親の介護を考えると、「親の近くに住みたい」と考える人もいるでしょう。
親の近くに住むことを優先しすぎると、職場から家が遠くなったり、生活がしづらくなるなどのデメリットはないか気にしなければいけません。
生活のしやすさ
生活のしやすさで住む場所を決めるのも良いでしょう。
- 駅やバスが近くて交通の便が良い
- スーパーが近い
- 保育園や病院が近い
- 夜も治安が良い
など。
生活はしやすいけど実家や職場が遠くなったり、駅近だと家賃が高くなるなどのデメリットもあるかもしれません。
賃貸か持ち家か
家は賃貸がいいのか、持ち家がいいのかでも住む場所は変わってきます。
住む場所によって賃貸料は違いがありますし、転勤の可能性もあるなら賃貸の方がいい場合もあります。
結婚後の住む場所で揉めない方法
住む場所を早めに話し合っておく
結婚後の住む場所は、結婚前の早い段階で話し合っておくのが良いでしょう。
後から「どうしても実家の傍がいい」「転職は難しい」と頑なに言われて揉めることがあります。
結婚相談所では結婚を前提としていますので、結婚後の住む場所も考慮した出会いとなります。
お相手が仕事を辞めたり、転職がOKなら問題はないでしょう。
せっかくいい出会いでも住む場所で揉めて残念ながらお別れするケースもあリますし、無理をして結婚後に大変な思いをする場合もあリます。
予めプロフィールにも書いておくか交際の早い段階でお相手に伝えた方が良いです。
優先順位を決める
家を選ぶ際は、お相手や自分の求める条件、予算なども総合して優先順位を決めて選ぶのが良いでしょう。
- 賃貸?持ち家?マンション?戸建?
- 実家の近くがいい?
- 職場が近い?
- 転職、転勤はできる?専業主婦になる?
- 職場が近い方がいい?
- 通勤手段は?
- 子育てしやすいように実家は近い方がいい?
- 生活のしやすさを考えてスーパー、病院、駅やバスは近い方がいい?
- そもそも予算はどれくらい?
などをお相手とよく話合うことが大切です。
自分の都合を押し付けないこと
「自分は仕事を変えられないから、あなたには付いてきてほしい」と言われても、お相手もキャリアを積みたいかもしれません。
お相手の職場が遠くなることで通勤時間が長くなり疲れてしまい、尚且つ家事や育児も同等に担うとなるとお相手は疲れてしまいますし、ストレスも溜まりやすくなります。
自分の都合ばかりを押し付けるのではなく、お相手の都合も考慮して夫婦として良い選択をすることが大切です。