「お見合いに遅刻されたので、お断りしました。」
「デートをキャンセルされたので、この人とは無理だと思いました。」
婚活をしていると、このような相談は本当によくあります。
もちろん、遅刻やドタキャンは良いことではありません。
でも、結婚相談所で多くのご縁を見てきて思うのは、婚活で本当に見るべきなのは、トラブルが起きたことではなくその後の対応なんです。
遅刻や体調不良、仕事の都合、子どもの発熱など婚活では予定通りにいかないことは必ず起こります。
だからこそ、そういう場面でどんな行動を取るのか、どんな言葉をかけるのかでその人の人間性や結婚相手としての相性が見えてきます。
そして、トラブルは相手を見極めるだけではありません。
あなた自身の器の大きさや思いやりを相手に伝えられるチャンスでもあるのです。
今回は、婚活で起きるトラブルをマイナスに考えるのではなく、「本音」と「相性」が見える機会として活用する考え方についてお話しします。
婚活ではトラブルは必ず起きる
婚活が最初から最後まで完璧に進むことは、ほとんどありません。
例えば、
- お見合いに遅刻した
- デートに遅刻した
- 子どもが熱を出した
- 仕事が長引いた
- 体調を崩した
- お店選びがうまくいかなかった
- 道が混んでいた
- 家が遠くて予定通りにいかなかった
このようなことは誰にでも起こります。
だから大切なのは、「トラブルが起きるかどうか」ではありません。
「トラブルが起きた後、どう対応するか」です。
トラブルが起きた時に人間性が見える
婚活で一番大切なのはここです。
トラブルが起きた時に、
「大丈夫ですよ。」
「気にしないでください。」
「じゃあ次はどうしましょうか。」
と言える人もいれば、
- 不機嫌になる
- 相手を責める
- ネチネチ言い続ける
- 一気に冷める
という人もいます。
結婚生活はトラブルの連続です。
仕事のこと、子どものこと、体調のこと、お金のこと。
思い通りにいかない日は必ずあります。
だから婚活中のトラブルへの対応を見ることで、その人と結婚した後の姿まで見えてくるのです。
トラブルは自分の器を見せるチャンスでもある
トラブルは相手を見るだけのものではありません。
自分の器を見せるチャンスでもあります。
相手が失敗した時に、
「大丈夫ですよ。」
「気にしないでください。」
「じゃあこうしましょう。」
と言える人は、相手に安心感を与えます。
むしろ、完璧なデートよりも、トラブルを一緒に乗り越えた経験の方が印象に残ることもあります。
追いかけている立場なら、自分からマイナスを作らない
とはいえ、何をしても許されるわけではありません。
特に、自分が相手に好意を持っていて、まだ信頼関係もできていない状態で、
- 遅刻
- 連絡不足
- ドタキャン
これを繰り返すのは良くありません。
恋愛は減点方式になることがあります。
自分が追いかけている立場なら、自分からマイナスを作る必要はありません。
相手の器に期待する前に、自分が誠実に行動することが大切です。
相手のミスを許せるなら、それだけ惹かれているのかもしれない
面白いことに、人は好きな相手のミスには意外と寛容です。
「仕方ないか。」「次は気を付けてね。」で終わることが多いのです。
一方で、あまり興味のない相手のミスは、「もう無理。」となりやすい。
つまり、相手のミスを許せたなら、それだけ相手に惹かれている可能性があります。
逆に、一度のミスで完全に冷めたなら、その程度の気持ちだったということかもしれません。
もちろん、何度も同じことを繰り返したり、反省も謝罪もない場合は別です。
大切なのは、ミスではなく、その後の対応を見ることです。
私も今の妻との出会いでトラブルがありました
実は、今の妻と初めて会う前にもトラブルがありました。
妻の都合で、会う約束が二度キャンセルになったのです。
妻自身も、「もうダメかな」と思っていたそうです。
でも私は、事情を聞いていたので、
「これは悪気があってキャンセルしたんじゃない。」
「不器用なだけなんだろう。」
そう思いました。
だから私から、「じゃあ、こちらから会いに行くよ。」と伝え、片道2時間かけて会いに行きました。
「30分だけでも会おう。」
そう話して実際に会い、一緒に食事をして、彼女の用事が終わるまで待ち、その後一緒にカフェに入りゆっくりコーヒーを飲みました。
そして次に会う約束もできました。
もしあの時、「面倒だからやめよう」と思っていたら、今の結婚はありません。
もちろん、理由もなくドタキャンを繰り返すような人なら話は別です。
でも事情が分かっているなら、自分が歩み寄るという選択もあります。
会わなければ、何も始まりませんので。
本当に問題なのは「ミス」ではなく「その後の姿勢」
婚活では、誰でも失敗します。
大切なのは、その失敗をどう受け止めるかです。
すぐに謝れる人。
相手に迷惑をかけたことを理解している人。
何とかカバーしようと行動できる人。
こういう人は信頼されます。
反対に、「悪くない。」「仕方ない。」と開き直ったり、謝れなかったりする人は、結婚生活でも同じ対応をする可能性があります。
ミスそのものではなく、ミスをカバーしようとする姿勢にその人の人間性が表れるのです。
まとめ
婚活でトラブルは避けられません。
むしろ、人生にトラブルは付き物です。仕事でも友人関係でも。
結婚生活もトラブルの連続です。
だからこそ見るべきなのは、「トラブルが起きたこと」ではなく、「その後どう対応したか」です。
そこには、
- 相手の器
- 自分の器
- 相性
- 結婚生活での価値観
すべてが表れます。
婚活は、完璧な人を探すことが重要なのではなく、不完全な二人がトラブルをどう乗り越えられるか。
そこに本当の相性と結婚生活のヒントが隠れているのです。