結婚相談所で婚活していると「成婚」という言葉を耳にするようになります。
「成婚」とは何なのか?
そして成婚退会のタイミングっていつ?
と疑問に思う方に、ここでは成婚と成婚退会タイミングについて解説します。
成婚とは
IBJの成婚の定義
結婚相談所でいわれている「成婚」とは以下のことをいいます。
- 婚前交渉
- 結婚の口約束、同居、同棲した場合(短期間の宿泊・宿泊を伴う旅行も含む)
- 交際期間が 6 ヶ月を経過した場合(基準日は、お見合いをした日からとします)
- 退会後、過去に相談所を通じてお見合いした方と結婚した場合
上記の事態が発覚すれば成婚料をお支払いの上退会となりますので、ご注意ください。
結婚相談所ではどれくらいの期間で成婚している?
IBJガイドラインでは以下のように記されています。
交際期間はむやみに長引かせず、3 ヶ月を目処とし、会員の意思確認をしてください。
ただし、最長交際期間は6ヶ月までです。
目安として、
- 仮交際から真剣交際までの期間は1〜2ヶ月
- 真剣交際から成婚までの期間は1〜3ヶ月
です。
IBJが毎年出している成婚白書では、成婚退会した人のデータを表しています。
平均値よりも中央値や最頻値をみると傾向を掴みやすいです。
在籍日数は6ヶ月〜10ヶ月、交際日数は約120日(4ヶ月)で成婚退会していることがわかります。
成婚料はいくら?
成婚料は相談所によって異なります。
一般的な成婚料の相場は20万円ほどです。
結婚相談所の成婚料はいつ支払う?
相談所によりますが、退会する月に支払うのが一般的です。
結婚相談所の成婚料は誰に支払う?
成婚した男女がそれぞれ所属する結婚相談所にお支払いします。
結婚相談所の成婚退会のタイミング
連盟による成婚退会のタイミングの違い
連盟によっても成婚の定義が異なります。
結婚相談所と結婚情報サービス(データマッチング)で成婚の定義が少し異なります。
結婚相談所では、成婚の定義にもあるように婚約やプロポーズでお互いに承諾すれば成婚となります。
一方、結婚情報サービスでは結婚を前提とした交際段階で成婚となります。(成婚=婚約・プロポーズではない)
相談所による成婚退会のタイミングの違い
IBJに加盟している相談所ですと、基本的には成婚の定義に準じます。
ただし、成婚退会後の婚約破棄・破局を防ぐために「親からの承諾を得ること」など条件を加えている場合もあります。
当相談所「結婚相談所relife(リライフ)」でもご両親の承諾を得ることを推奨しています。
人によって成婚退会のタイミングは違う
プロポーズを受けて承諾した場合、相談所の規定では成婚退会となります。
ただし、婚約指輪を買った後や結納が済んだ後、結婚式の段取りを決めている時に婚約解消することもあります。
プロポーズは受けたけど、カウンセラーに相談したいことがあり、まだ不安があるためしばらく残る人もいます。
成婚すれば必ず結婚できるわけではない
結婚相談所の成婚はイコール結婚という意味ではありません。
成婚退会しても後で婚約破棄や破局する場合があります。
- 両親に反対された
- 義親と揉めた
- 指輪や結婚式、新婚旅行で価値観が合わなかった
- 結婚後生活の価値観の相違が発覚した
- 子供ができない、または欲しくないことを知った
- 重篤な持病が発覚した
- 住む場所が決まらなかった
- 結婚に対して不安が大きくなった
などの理由で婚約解消になるケースもあります。
悪質な場合には慰謝料の対象にもなり得ます。