「結婚相談所ってルールが多いですよね。」
無料相談や面談をしていると、このような声をよくいただきます。
日時調整のルール、お見合い場所、お茶代、スーツ着用、ファーストコールなど、一つひとつ決まりがあるため、「少し面倒だな」と感じる方もいるでしょう。
しかし、結論からお伝えすると、結婚相談所のルールは会員を縛るために作られているものではありません。
すべては、結婚できる確率を上げるためにあります。
今回は、結婚相談所に細かいルールがある理由について解説します。
結婚相談所によくあるルール
結婚相談所では、次のようなルールがあります。
- 日時調整では、申受け側の希望が優先される
- お見合い場所はホテルラウンジが基本
- 男性はスーツ着用が基本
- お茶代は男性負担
- お見合い後はファーストコールを行う
- 婚前交渉NG
初めて活動する方からすると、「ここまで決める必要あるの?」と思うこともあるでしょう。
ですが、それぞれに理由があります。
ルールがある理由は「成婚率を上げるため」
相談所では、できるだけトラブルを減らし、お互いが気持ちよく活動できる環境を作ることを大切にしています。
ルールがあることで、
- トラブルを減らせる
- お見合いをスムーズに進められる
- 第一印象で損をしにくい
- お互いに安心して活動できる
- 成婚率を上げやすくなる
というメリットがあります。
つまり、ルールは自由を奪うためではなく、成功しやすくするための仕組みなのです。
日時調整では申受け側の希望が優先される理由
結婚相談所では、お見合いの日程調整で申受け側(申し込まれた側)の希望が優先される場合があります。
これは、申し込みを受けた方が、少しでも「会ってみよう」と前向きに捉えてもらうためです。
もちろん、無理な日程を押し付けるという意味ではありませんが、お互いに気持ちよくお見合いを成立させるためには、申受け側の都合をある程度尊重した方がスムーズに進みます。
もし申し込んだ側の希望ばかりを優先してしまうと、お見合いが成立しづらくなったり、「そこまで合わせるのは難しい」とお断りにつながることもあります。
このルールは、上下関係を作るためではなく、せっかくいただいたご縁を逃さず、お見合いを成立させる可能性を高めるために設けられています。
お見合い場所がホテルラウンジの理由
ホテルラウンジが指定されるのも理由があります。
ホテルラウンジは、
- 静かで落ち着いて話せる
- 周囲もうるさくなりにくい
- お茶だけで利用しても問題になりにくい
- お見合いに慣れているスタッフが多い
など、お見合いに適した環境です。
カフェによっては混雑していたり、時間制限があったり、隣との距離が近かったりすることもあります。
安心して会話できる環境を整えるために、ホテルラウンジが選ばれています。
男性がスーツを着る理由
「私服じゃダメなんですか?」
という質問もよくあります。
もちろん私服がおしゃれな男性もいます。
しかし、現実には私服はセンスの差が大きく出ます。
本人は良いと思っていても、相手から見ると清潔感がないと感じられることもあります。
スーツであれば、
- 清潔感が出やすい
- 誰が見ても無難
- プロフィール写真とのギャップが少ない
というメリットがあります。
第一印象で損をしないためにも、スーツが基本になっています。
男性がお茶代を負担する理由
「男女平等なのに、なぜ男性がお茶代を負担するの?」
という意見もあります。
これは、お金の問題というよりも、お見合いをスムーズに終えるためのルールです。
会計のタイミングで、
「割り勘ですか?」
「どうしますか?」
という空気になるよりも、ルールとして決まっている方がお互い気まずくなりません。
最初の印象を良くし、余計なストレスを減らすための仕組みでもあります。
ファーストコールがある理由
お見合い後に男性からファーストコールを行うのも、安心して交際をスタートするためです。
もし何も連絡がなければ、
「本当に交際希望だったのかな?」
「何か失礼なことをしたかな?」
と不安になる方もいます。
最初の連絡があることで、
- お互いに安心できる
- 仮交際をスムーズに始められる
- 不安を減らせる
という効果があります。
婚前交渉がNGになっている理由
結婚相談所では、活動期間中の婚前交渉(性交渉)はルールで禁止されています。
このルールを聞いて、「そこまで決める必要があるの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、このルールがある一番の理由は、性交渉を目的とした活動を防ぎ、会員同士のトラブルを未然に防ぐためです。
もし婚前交渉を認めてしまうと、
- 体の関係だけを目的に入会する人が紛れ込む
- 関係を持った後に突然連絡が取れなくなる
- 「結婚するつもりだと思っていた」「そんなつもりではなかった」という認識のズレが起こる
- 精神的なダメージや会員同士の大きなトラブルにつながる
といった問題が起こる可能性があります。
結婚相談所は恋愛を楽しむ場所ではなく、結婚相手を探す場所です。
だからこそ、安心して活動できる環境を守るために婚前交渉は禁止されています。
もちろん、真剣交際が進み、お互いの結婚意思が固まって退会した後はお二人の判断になります。
このルールは会員を縛るためではなく、「結婚したい」という真剣な気持ちを持つ人が安心して活動できる環境を守るために設けられているのです。
結婚相談所とマッチングアプリとの違い
一方で、マッチングアプリは自由です。
日時も場所も服装も本人同士で決められます。
その自由さは魅力ですが、
- ドタキャン
- 音信不通
- 交際してもフェードアウト
- 結婚する気がない人との出会い
なども起こりやすくなります。
自由には自由の良さがあります。
ただし、その分、自分で判断し、自分でトラブルを回避する力も必要になります。
結婚相談所だからこそのサポート
結婚相談所は、結婚したい人が集まりやすい環境です。
とはいえ、中には
「本当に結婚する気があるのかな?」
と思うような考え方や行動をする方もいます。
だからこそ、カウンセラーが考え方や行動をサポートし、必要に応じて改善のアドバイスを行います。
ルールも、そのサポートの一つです。
長年の成婚実績の中で、「こうした方がうまくいく」という経験が積み重なり、現在のルールになっています。
まとめ
結婚相談所のルールは、会員を縛るためのものではありません。
一人でも多くの方が結婚できるように、成婚率を高めるために作られた仕組みです。
もし「自由に恋愛したい」「細かいルールは苦手」と感じるのであれば、自然恋愛やマッチングアプリの方が合っているかもしれません。
一方で、「できるだけ結婚できる可能性を高めたい」と考えるのであれば、結婚相談所のルールには大きな意味があります。
結婚相談所は、自由を求める場所ではありません。
「結婚」という目的に近づくための場所です。だからこそ、一つひとつのルールにも意味があるのです。