「結婚相談所って本当に結婚できるの?」
「成婚率90%って本当?」
「ハイクラス専門って何が違うの?」
婚活をしていると、結婚相談所に対してこういった疑問を持つ方は多いと思います。
実際、結婚相談所は人生に関わる大きなサービスです。
入会金や月会費も決して安くありません。
だからこそ、
- 本当に信用できるのか
- どんなカラクリがあるのか
- 成婚率は本当なのか
- どんな相談所を選べばいいのか
気になるのは当然です。
この記事では、結婚相談所の現役カウンセラーとして、業界の“闇”と言われる部分について、できるだけ正直に解説していきます。
もちろん、全ての結婚相談所が悪いわけではありません。
ただ、婚活を始める前に「業界の仕組み」を知っておくことは非常に重要です。
これから結婚相談所を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ハイクラス専門の結婚相談所とは?実は会員データは同じことも多い
最近は、
- ハイクラス専門
- 医師専門
- エリート専門
- 高年収男性専門
などを売りにした結婚相談所も増えています。
しかし、ここで知っておいていただきたいのは、「同じ連盟に加盟している場合、検索できる会員データはほぼ同じ」ということです。
つまり、「ハイクラス専門の相談所に入れば、特別な会員だけ紹介される」とは限りません。
例えばIBJ加盟店であれば、基本的には同じ会員データベースを利用しています。
では、「ハイクラス専門」とは何なのか。
これは、「ハイクラス層へのサポート経験がある」という意味合いが強いです。
例えば、
- 医師との婚活に詳しい
- 高年収男性の考え方を理解している
- ハイクラス女性へのアドバイスができる
など。
つまり、本当に重要なのは、「看板」ではなく「カウンセラーの経験」なのです。
結婚相談所は“幽霊会員”の方が儲かる?
これはかなり誤解されやすい部分です。
結婚相談所は、
- 入会金
- 登録料
- 月会費
- 成婚料
などで成り立っています。
つまり極端な話をすると、「活動が長引けば長引くほど月会費は入る」という構造ではあります。
そのため、「長く在籍してもらった方が儲かるのでは?」と感じる方もいるでしょう。
確かに、何も改善せずに2年、3年と活動を続ければ、月会費は積み上がっていきます。
しかし、本来の結婚相談所の役割はそこではありません。
大切なのは、「どうすれば結婚できるのか」を一緒に考えることです。
例えば、
- プロフィールを改善する
- 写真を撮り直す
- お見合いの受け答えを修正する
- 条件を見直す
- 婚活の考え方を整理する
など。
活動がうまくいっていないなら、何かを変える必要があります。
同じやり方を2年続けて結果が出ないなら、
- 方法が悪い
- サポートが足りない
- 条件設定が厳しすぎる
- 行動量が不足している
など、どこかに原因があります。
そこを改善せずに「頑張りましょう」だけを繰り返すのは、婚活者にとって酷なことです。
結婚だけが幸せとは限らない
これは賛否が分かれるかもしれません。
しかし私は、「幸せになるために結婚する」のであって、「結婚すること自体がゴール」ではないと考えています。
もちろん、結婚したいという気持ちは大切です。
ですが、
- 無理な結婚
- 不安だらけの結婚
- 話し合いができない相手との結婚
を急いでも、その後に苦しくなるケースがあります。
結婚相談所は「成婚退会」がゴールになりがちです。
でも、本当に大切なのはその後の生活です。
成婚主義の落とし穴|“成婚ありき”で話が進むこともある
結婚相談所では「成婚主義」という言葉があります。
もちろん、結婚を目指して活動する以上、成婚を目標にすること自体は悪いことではありません。
ただし、「成婚させること」が目的になってしまうと危険です。
結婚前には、
- 子供のこと
- 住む場所
- 仕事
- お金
- 親との関係
- 家事分担
など、話し合うことがたくさんあります。
これらを曖昧なまま進めてしまうと、後々大きな問題になることもあります。
実際、婚約直前で破談になるケースもあります。
だからこそカウンセラーには、「本当に結婚準備が整っているか」を見る視点も必要なのです。
【結婚相談所の闇】成婚率のカラクリ
結婚相談所のホームページを見ると、
- 成婚率90%
- 成婚率70%
- 高成婚率
などを見かけます。
しかし実は、成婚率は計算方法によって数字が大きく変わります。
例えば、
- 成婚退会者数 ÷ 全会員数
- 成婚退会者数 ÷ 総退会者数
- 成婚退会者数 ÷ 新規入会者数
など。
計算式が違えば、当然数字も変わります。
つまり、「成婚率90%だから絶対安心」とは言い切れません。
重要なのは、
- どの計算方法なのか
- どの時期の数字なのか
- どんな会員層が多いのか
を見ることです。
数字だけを見て期待しすぎないことも大切です。
成婚率が高い結婚相談所ほど優秀とは限らない
実は、成婚率を高く見せること自体は難しくありません。
例えば、
- 若い
- 高年収
- 美人
- 高学歴
- 婚活市場で人気
こういった「成婚しやすい人」だけを入会させれば、成婚率は自然と上がります。
逆に、
- 離婚歴がある
- 子持ち
- 年齢が高い
- 婚活経験が長い
など、婚活が難航しやすい人を積極的にサポートするほど、成婚率は下がることもあります。
だからこそ、「成婚率が高い=絶対に良い相談所」とは限らないのです。
本当に必要なのは“その人のポテンシャルを引き出せるか”
私は、結婚相談所の本当の役割は、「その人の良さを引き出すこと」だと思っています。
婚活では、
- 自信を失っている
- 過去の恋愛で傷ついている
- 離婚経験がある
- 何を改善すればいいかわからない
という方も多いです。
でも、
- 写真
- 話し方
- 考え方
- 条件設定
- 清潔感
- コミュニケーション
を少し整えるだけで、一気に流れが変わる方もいます。
結婚相談所は、ただ登録する場所ではありません。
「その人が結婚できる状態に近づけるための案内役」だと私は考えています。
結婚相談所選びで本当に見るべきポイント
最後に、これから結婚相談所を検討する方へ。
見るべきなのは、
- 成婚率
- 会員数
- ハイクラス感
だけではありません。
本当に大切なのは、
- カウンセラーがどんな経験をしているか
- どんな人をサポートしてきたか
- 自分の悩みに理解があるか
- 現実的なアドバイスをしてくれるか
です。
婚活は、ただ条件だけで進むものではありません。
だからこそ、「この人なら相談できそう」と思えるカウンセラーを選ぶことが、結果的に結婚への近道になるのです。