「結婚相談所を使うのは負け組なのか?」

婚活を考えたとき、一度はそんな言葉が頭をよぎった人もいるかもしれません。

特に30代・40代になると、

  • 周囲の目が気になる
  • 自然な出会いにこだわりたい
  • 相談所に頼ることへ抵抗がある

という人は少なくありません。

ですが実際には、結婚相談所で活動する人は年々増えています。

私自身、離婚・再婚を経験し、現在はバツイチ男性を中心とした結婚相談所を運営していますが、「もっと早く動けばよかった」と話す人は非常に多いです。

逆に、「自然な出会いを待って数年過ぎてしまった」という人も少なくありません。

この記事では、

  • なぜ今、結婚相談所を利用する人が増えているのか
  • 「負け組」というイメージが生まれる理由
  • 30代・40代婚活の現実
  • 結婚相談所を利用する本当のメリット

について、実際の婚活現場と公的データをもとに整理していきます。

婚活サービスで結婚する人は10年で3倍に!最新データから見る30代・40代の婚活事情

以前は、「結婚相談所=モテない人が行く場所」というイメージを持たれることもありました。

しかし現在では、その認識は大きく変わっています。

リクルートブライダル総研が発表した最新の「婚活実態調査2024」によると、現代の結婚事情はここ10年で劇的に変化しています。

「仕事が忙しくて出会いがない」「効率よく理想の相手に出会いたい」と考える30代・40代にとって、婚活サービスは今や欠かせないインフラとなっています。その根拠となる最新データをまとめました。

婚姻者の約7人に1人が「婚活サービス」で成婚

2023年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用して結婚した人の割合は15.3%に達しました。

  • 2013年:4.7%
  • 2023年:15.3%

約10年間で3倍以上に増加しており、特にマッチングアプリなどのネット系サービス経由の結婚は11.4%と過去最高を更新しています。

30代の3人に1人は「利用経験あり」

特に30代において、婚活サービスは「特別なこと」ではなく「当たり前の手段」として定着しています。

  • 30代男性の利用経験:33.8%
  • 30代女性の利用経験:32.9%

いずれも調査開始以来、最高値を記録しています。40代においても、限られた時間の中で効率的に相手を探したいというニーズから、利用者が増え続けています。

なぜ30代・40代に選ばれるのか?(3つの理由)

調査データからは、現代のライフスタイルに合わせた「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向が見て取れます。

  1. 職場での出会いの減少 かつての定番だった「職場恋愛」や「知人の紹介」は長期的に減少しています。その受け皿として、身近に頼れる婚活サービスが選ばれています。
  2. 価値観のミスマッチを防げる 婚活サービスの利用者は、そうでない層に比べて「将来の住まい」「キャリア」「子供」といった深い価値観のすり合わせを、交際前の段階で行う傾向が顕著です。
  3. 高い関係満足度(71.5%) サービスを通じて出会い、結婚・交際した人の71.5%が現在の関係に満足していると回答しています。これは「自然な出会い」による満足度を上回る数字であり、事前に条件を確認できることのメリットが証明されています。

「自然な出会い」だけでは限界がある時代

以前は、

  • 職場恋愛
  • 友人の紹介
  • 学校のつながり

などから自然に結婚へ進むケースが多くありました。

しかし現在は、働き方や生活スタイルの変化によって、人間関係そのものが狭くなっています。

特にリモートワークの普及以降、「異性との新しい出会いがほとんどない」という声は非常に増えました。

つまり今は、「待っていれば自然に結婚できる時代」ではなくなっているのです。

「仕事が忙しい」「無駄な時間はかけたくない」という30代・40代にとって、最初から結婚意欲の高い相手と、価値観を確認した上で出会える婚活サービスは、非常に合理的な選択肢と言えます。

自分に合ったサービスを賢く活用することが、理想の人生への近道になる時代です。

30代・40代の婚活は「恋愛」だけでは進まない

20代の頃と違い、30代・40代の婚活では“現実的な条件”が重要になります。

例えば、

  • 子どもを望むかどうか
  • 住む場所
  • 仕事や年収
  • 家事分担
  • 親との距離感
  • 離婚歴への理解
  • 養育費の問題

などです。

特にバツイチ男性の場合、

「離婚理由をどう伝えるか」
「子どもとの関係をどう説明するか」

など、一人では整理しづらい悩みも多くあります。

結婚相談所では、こうした部分を早い段階で確認しながら進められるため、結婚後のミスマッチを減らしやすい特徴があります。

これは「恋愛感情がない」という話ではありません。

むしろ、結婚生活を現実的に考えるからこそ必要な工程です。

「結婚相談所=負け組」というイメージはどこから来るのか

結婚相談所に対して、

「最後の手段」

「モテない人が行く場所」

というイメージを持つ人もいます。

ですが実際に活動している人を見ると、その印象とはかなり違います。

実際には“真面目に結婚を考えている人”が多い

現場で感じるのは、

  • 仕事を頑張ってきた人
  • 誠実に生きてきた人
  • 再婚で次は失敗したくない人

ほど、結婚相談所を利用しているということです。

特に最近では、

  • 医療職
  • 公務員
  • 経営者
  • 専門職

など、「忙しくて時間効率を重視したい人」が増えています。

これは「モテないから」ではありません。

限られた時間の中で、「結婚につながる出会い」を優先しているのです。

周囲の目を気にして動けない方が危険なこともある

婚活では、

「まだ相談所は早い」
「自然な恋愛じゃないと嫌」

と考えているうちに、数年経ってしまうケースがあります。

ですが婚活は、年齢によって状況が大きく変わります。

特に30代後半以降は、

  • 出会いの数
  • 相手から求められる条件
  • 子ども希望の有無

などが現実的に影響してきます。

そのため、婚活では「どう見られるか」よりも、「自分がどう生きたいか」を優先することが大切です。

結婚相談所は本当に高い?実は“時間コスト”の方が大きい

結婚相談所に対して、「料金が高い」というイメージを持つ人は多いです。

確かに、マッチングアプリと比較すると費用は高く見えるかもしれません。

ですが、実際にはその費用の中に、

  • 独身証明書などの提出
  • 身元確認
  • プロフィール作成支援
  • お見合い調整
  • 交際サポート
  • 婚活相談

などが含まれています。

「安心」と「効率」に対して費用を払っている

婚活では、「誰でも登録できる環境」ほどトラブルも起きやすくなります。

一方で結婚相談所は、

  • 独身確認
  • 年収確認
  • 真剣度の高い会員

など、一定の安心感があります。

また、IBJ の成婚白書では、成婚者の多くが1年以内に結果を出しているデータもあります。

もちろん個人差はありますが、

「数年間アプリを続けて疲弊する」よりも、短期間で結婚へ進みたい人には合理的な選択肢と言えます。

婚活で本当に怖いのは「時間」が過ぎること

婚活では、お金以上に「時間」が重要です。

特に30代・40代では、

「もう少し様子を見よう」

と思っているうちに、1年・2年があっという間に過ぎていきます。

実際に相談でも、

「もっと早く始めればよかった」
「自然な出会いを待ちすぎた」

という声は非常に多いです。

バツイチ男性こそ、結婚相談所が合うケースも多い

バツイチ男性の場合、

  • 離婚理由
  • 子どもの存在
  • 養育費
  • 元配偶者との関係

など、再婚ならではの悩みがあります。

そのため、マッチングアプリでは説明しづらく、関係が浅い段階で終わってしまうこともあります。

一方で結婚相談所では、最初から再婚に理解のある人も多く、条件や状況を整理しながら進められます。

また、プロフィール段階である程度状況を共有できるため、「話しづらいことを毎回ゼロから説明する負担」が減る人も多いです。

まとめ|結婚相談所は“人生を動かそうとしている人”が使う場所

結婚相談所は、「負け組」が行く場所ではありません。

むしろ、

  • 自分の人生と向き合い
  • 現実を整理し
  • 未来を変えるために行動している人

が集まる場所です。

特に30代・40代・バツイチ男性の婚活では、「自然に出会えるのを待つ」だけでは難しいケースも増えています。

だからこそ、

「どうすれば結婚できるのか」
「どこを改善すればいいのか」

を客観的に整理しながら進めることが重要です。

もし今、

「再婚したい気持ちはある」
「このままでいいのかな」

と感じているなら、まずは情報収集からでも構いません。

婚活は、行動した人から少しずつ未来が変わっていきます。